テレマン 12のファンタジー
最近、この曲を勉強しています。
何年か周期で定期的に勉強したくなる曲集です。
一番最初に演奏した時は子供だったので、
指の事やタンギングや低音の事など、
技術的な事で頭がいっぱいだったのを思い出します。
テレマンの生きていた当時は、
フルートと言う楽器はまだそれ程メジャーではなく、
笛と言えばリコーダー、と言う位リコーダーの方がメジャーでした。
当時はフルートの為に書かれた曲はあまり無かったので、ヴァイオリンやオーボエのの曲で代用する事も多くありました。
なので、この曲集はフルートの為に書かれた(バッハのパルティータと並んで)貴重な曲の一つだと思います。
12曲、長調・短調と交互に出てきて(同主調だったり)
それぞれ形式もフーガ的だったり、ソナタ形式だったり、あるいは舞曲的要素だったり様々です。
これらを、生き生きと自由な心でのびのび演奏出来たら、どんなにか楽しいでしょう♪