腹式呼吸を体感する、一番簡単な方法は寝る時です。
布団に仰向けに寝て呼吸をすると、
自然と腹部が上下します。
胸部も多少上下しますが、
肩は全くあがりません。力みもありません。
この状態をまずは意識的に体感します。
(普段は無意識にしている事なので)
少し話が逸れますが、
最近、面白い本に出会いました。
「人生が変わる 最高の呼吸法」
“深呼吸は体に悪い”
このサブタイトル、ちょっと驚きです。
腹式呼吸の為に買ったのではないのですが、
読んでいく内、
これは、腹式呼吸や演奏(パフォーマンス)にも繋がると思いました。
楽器演奏では、もちろん口で呼吸するのですが、
現代人は普段でも無意識に口呼吸になっているらしいのです。しかも、呼吸の量が多すぎるそうです。
著者は、アスリートの高地トレーニングを低地でも行える方法、過度な酸素の取り込みが身体に与える悪影響を書いています。
その呼吸法はざっくり言うと
常に鼻呼吸である事、
空気を吸いすぎない事、
呼吸の回数を減らす事、
だそうです。
フルート演奏とは真逆ですね!
でも、その呼吸法を試したとき、
若干の息苦しさの中に、身体の動きが腹式呼吸と同じだ!と感じました。
まだまだ習得出来ていないのですが、
この呼吸法を実践してみようと思います。