昨日は、N響主席トランペット奏者菊本和昭さん、主席オーボエ奏者吉村結実さんのデュオコンサートを聴きに行きました。
ゲストには、同じくN響のフルート奏者の中村淳二さんでした。
あまり、というか初めて聴く組み合わせです。
3つとも、高音楽器である為、普段は中々一緒にアンサンブルする組み合わせでは無いかと思います。
(ですが!実は…私はトランペット奏者の方と長年デュオを組んでおります。レア中のレアだと思います♪)
それぞれのバランスが素晴らしく、
サロンという響きの無い部屋でありながら美しい音色同士が一体となっていました!
トランペット、オーボエ、それぞれソロでヒンデミットのソナタを演奏されました。
ヒンデミットはフルートにもソナタがあって、大学時代かなり吹き込んだ思い出深い作曲家です。
ヒンデミットは、それまでの西洋音楽の伝統的な調整の枠を取り払った音楽ですが、シェーンベルクの様な無調音楽では無いので、割と聴きやすいと思います。
形式も新古典主義なので、どこか安心感?というか、
「コレ、いつ終わるのかなー?」という、聴いている時の不安あありません。
トランペットのソナタもオーボエのソナタもとても聴きごたえがありつつ、テンションも上がる曲でした!