昨日は、渡部直子先生のソロで
テレマンの組曲イ短調 TWV55a2
の合わせでした。
(私は、アルトフルートでオケ伴奏参加です)
直子先生の華やかな音色、卓越した技術は流石です♪
でも、なんといっても私が凄いと思ったのは…
アンブシュアの美しさ!安定感!
そして、
ブレス! でした。
アンブシュアとは、唇の形とその状態の事で、フルート奏者にとっては正に心臓部です。
アンブシュアのしなやかさ、安定感が、音色の重要な要素になります。(息の圧力はもちろんあった上で。)
直子先生のそれは、正にしなやかで、どんなに早いパッセージの時も安定していました。
どおりで常に音色が綺麗なままキープ出来る筈です。
そして、ブレスはまるで、していないかの様にフレージングを邪魔しません。
上級者になると、いわゆる〝隠しブレス〟の技術が必要になってきます。
ブレスしてはいるけど、アーティキュレーションにマッチして、あたかもブレスしてないかの様に聴こえるブレス。
直子先生のブレスは、ブレス後の発音も音色もクリアなままでした!
これは、上記のアンブシュアの安定感と繋がっています。
私も、しなやかなアンブシュアと軽やかなブレスを目指して行こうとモチベーション上がった一日でした♪
気さくな方で、写真をお願いしたら快くオッケーして下さいました!