では、ヴィブラートのかけ方へ参りましょう!
オカリナでもフルートでも、
先ず出しやすい音(中音のソやラ)で、
タンギング無しでお腹だけ使って、フッ、フッ、フッ、
と、吹きます。
この時、決して喉を締めて(ヴッ、ヴッと)音を切ってはいけません。
次に、段々音と音を繋げていきます。
音をロングトーンの様に伸ばしながらも、フッ、フッ、フッ、とお腹で息を一体の速さで吹き込む感じです。
この時、ロングトーンで伸ばしている音に、強弱が生まれます。
この音の強弱の揺れがヴィブラートです。
(管楽器の場合です。)
少しづつ、この音の強弱の揺れを速くしていきます。
ヴィブラートは、身体に例えると心臓なので、
その波は規則正しくないといけません。
波の幅や速さがまばらだと、心不全を起こしてしまいます。
メトロノームを使って、四分音符60〜80に波が4つ入るように、またそれがキープ出来るように練習しましょう。
ヴィブラートはよく、お化粧に例えられます。
女性ならお分かりかと思いますが、
いくらお化粧を厚く塗っても、お肌が荒れていると綺麗になりません。
音楽でいうお肌は、ヴィブラート無しのスッピンの音です。
基本の音が良くないとヴィブラートを付けても綺麗にはならない事も頭に入れておきたいですね♪
オカリナ教室の生徒さんも、これからヴィブラートの練習に入ります!