フルートを習う者にとって、欠かす事の出来ない教本を1冊あげるとするならば…
うーむ…、1冊じゃなくて、2冊でもよいですか?笑
2冊とするならば、
モイーズのソノリテと、
タファネル・ゴーベールでしょう!
この2冊は、それこそ一生涯付き合う本です。
今日は、その内のタファネル・ゴーベールの話です。
生徒さんにも、ほぼ必ずやっていただいていますが、技術的にも体力的にも辛い練習で、皆様ちょっとイヤイヤ(笑)義務感持ってやってきてくれます。
誰が言ったか、「タファネル マラソン」なんて
呼び名があるとか無いとか…。
私も、子供の頃はしんどくてイヤイヤやってました。笑
出来なくて出来なくて、悔しくて悔しくて、泣きながらやった記憶があります。
でも、タファネルをやる事によって、エチュードや、曲の完成度がまるで違うので、
タファネルは、基本のキとして、子供の頃から必ず行った方が良いです。
大人になった今は…
タファネルが好きです。楽しいです。
楽しいとは、どういう事かと申しますと、
毎日、その日その日の調子や身体の具合を感じる事ができるので興味深いのです。
そして、アーティキュレーションや調性の組み合わせにより毎日バリエーション豊かに練習をする事が出来る所も楽しいです。
曲を吹いていただけでは分からない、自分の技術的な欠点も良く表してくれて助かります。
無心になれる、タファネル・ゴーベール、皆様も是非頑張ってください〜♪