タイミングは点じゃなくて円

2024年09月28日 22:27

合奏は人数が多くなればなるほど合わせるのが難しくなります。

プロ同士なら、2回程合わせて当日にリハーサルしてハイ本番!という感じですが、



アマチュア団体の場合は何ヶ月も同じプログラムを合わせて仕上げていきます。
その位、大人数の合奏(例えばオーケストラとか)は難しいのです。

各々その曲に対するそれぞれの感覚、感じ方も違います。
それを一致させる為に、綿密に何ヶ月も練習する訳ですが…

聴いていて良く感じる事は、音楽を点で合わせようとし過ぎる事です。


音楽は流れてゆくものなので、一つ一つの音を点で合わせるというより、
円を描きながら合わせる感じです。もしくは振り子の様にゆらゆら揺れながら合わせる感じ…。



音を点で合わせようとするのは、とても難しいです。
バッティングもゴルフのスイングも弧を描いてタイミングを合わせています。

音楽もそれと似たような感じで、タイミングを合わせる(呼吸を合わせる)のは、常に動きながら行うものです。


ちなみに、私は野球もゴルフもした事ないのですが…笑

記事一覧を見る